8日に行われる第47回那覇大綱挽(同保存会主催)を前に、那覇市の城間幹子市長が3日、那覇軍港内にある綱制作現場を視察した。「ハーイヤ」のかけ声で綱を引き、大綱の仕上がりを確認した。
大綱は全長200メートル、直径1メートル56センチ、総重量40トン。8月から13人で制作した。今回は綱詰めがしやすいように昨年より重量を減らし、ギネス登録時に合わせた。綱引きの後には、参加者全員で童謡の「ふるさと」を歌う予定。
城間市長は「今年は天気がよかったからか締まり具合もいい。平和の思いを確認しながら綱を引いてほしい」と話した。
那覇大綱挽まつりは7~9日の3日間、国際通りなどで行われる。大綱挽は国道58号久茂地交差点で8日午後2時半から始まる。【琉球新報電子版】