興南が九州切符 高校野球県秋季大会 沖縄水産を2―0で下す


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興南−沖水 1回裏2死一、三塁で興南の5番、勝連大稀が左前適時打で先制点=7日、コザしんきんスタジアム(花城太撮影)

 第67回県高校野球秋季大会は7日、コザしんきんスタジアムで準決勝が行われ、第2試合は興南が2―0で沖縄水産に勝利し、来春の選抜大会出場の参考資料となる九州大会の出場権を手にした。

 後攻の興南は初回、四球で出塁した1番仲村匠平を犠打などで進め、5番勝連大稀の左前安打で先制した。2回は6番大山盛一郎の四球出塁を足掛かりに9番宮城大弥の右前安打で塁を進め、1番仲村の犠飛で1点を追加した。

 守備では興南の左腕宮城が伸びのある速球を武器に要所を締める投球で沖水打線を抑えて完封した。沖水は1年生左腕の上原一帆が力投したが打線の援護がなかった。

 興南が沖縄尚学とともに県代表として出場する九州大会は21~26日、宮崎県で開催する。
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