10月、102年ぶりの暑さ 那覇で33.0度観測


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 沖縄地方は7日、高気圧に覆われて晴れ間が広がり、那覇市では午後1時21分に10月としての観測史上最高の気温33.0度を観測した。1915年10月2日にも33.0度を記録しており、102年ぶりに10月の最高気温を記録した。7日は、県内28カ所の観測地点のうち那覇や石垣島(32.3度)、宮古島市の下地島空港(32.2度)など26カ所で30度を超え、真夏日だった。

 那覇市では、10月に入って7日連続で30度を超える真夏日が続いている。沖縄気象台は「沖縄地方に高気圧の中心があるため、暑い日が続いている」と説明している。

 気象台によると、8日の沖縄本島地方と大東島地方はおおむね晴れるが、地域によっては、にわか雨がある見込み。8日の宮古・八重山地方は曇り、地域によっては一時雨か雷雨となると予報。