社会

東村長「原因究明まで飛行避けて」 高江米軍ヘリ炎上で視察 東村議会議員団も

現場近くを視察し、記者団の質問に答える東村の伊集盛久村長=12日午前9時半ごろ、東村高江

 【東】東村の伊集盛久村長と東村議会(安和敏幸議長)議員団は12日午前9時すぎ、米軍普天間飛行場所属のCH53E大型輸送ヘリコプターが不時着し、炎上した東村高江の現場を視察した。

 伊集村長は、11日には近づけなかった現場から約50メートルの場所で名護署の山田聡署長から説明を受けた。伊集村長は「機体の撤去作業は環境調査が終わり次第着手すると、(山田署長から)聞いた」と話した。その上で「今日、明日にでもニコルソン四軍調整官に会って話をする」と述べた。

 容認しているヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)については「容認する立場は変わりない」とし、「原因究明するまで飛行訓練は避けてもらいたい」と強調した。


沖縄防衛局企画部の池田真人次長(右)から説明を受ける安和敏幸議長(左端)ら議員団=12日午前9時ごろ、東村高江

 一方、議員団8人は民家のタンクの上に登って黒焦げになった機体を確認した。沖縄防衛局企画部の池田真人次長が「放射性物質など調査の結果に応じて処置を講じていく」と述べ、現状を説明した。安和議長は「失礼だけど、わざわざ来てもらったのに物足りない説明だった。不時着なのか墜落なのかはっきりしない。全く納得いかない」と不満げに話した。

 その上で「いろんな事故が立て続けに起きた中で、今回の事故は見過ごすことはできない。オスプレイやCH53を含めた米軍機の飛行差し止めを求めていく」と述べた。【琉球新報電子版】


現場近くを視察し、記者団の質問を打ち切って帰ろうとする東村の伊集盛久村長=12日午前9時半ごろ、東村高江