「一緒にいて」「結婚しよう」 恩納村で愛を叫ぶ あすの「美ら海花火大会」PR


この記事を書いた人 平良 正
フォトウエディングをしたカップルも登壇した「恩納村から愛を叫ぼう」=7日、おんなの駅・内海テラス

 【恩納】大切な人への思いを声にして叫ぶイベント「恩納村から愛を叫ぼう」(主催・おんなの駅なかゆくい)が7日、おんなの駅の内海テラスで行われた。参加者は海を挟んだ対岸にいる相手に「一緒にいよう」「結婚して」などと、それぞれの思いを大きな声で伝えた。見守った観客らは趣向を凝らした「愛の叫び」に、笑ったり涙したりしていた。

 恩納村恩納の土井直美さん(61)は中学からの同級生の彼氏に「死ぬまで一緒にいようね」と叫んだ。6歳の屋嘉部大盛君は父親の大輔さん(31)に「パパ大好き、ゲーム買って~!」と叫んで笑いを誘った。

 玉城悠さん(26)=前兼久=は並里咲子さん(24)=本部=に自作のラブソングを歌い「一緒にいたいので結婚して」と叫んだ。

 当日ムーンビーチでフォトウエディングを挙げた田中誠一さん、美樹さんのカップル。誠一さんは苦労を掛けたことへの感謝などを大きな声で伝えた。

 長浜善巳恩納村長も壇上に上がり、300年前の女流歌人・恩納ナビーに対し「村民を見守ってくれてありがとう」と叫んだ。

 イベントは14日に開催される第3回恩納村美ら海花火大会のPRも兼ねた企画。ライブイベントは午後6時から、花火の打ち上げは午後8時から。
 (小山猛三郎通信員)