米軍ヘリ事故同型機、あす飛行再開


この記事を書いた人 大森 茂夫

 在沖米海兵隊の第3海兵遠征軍は17日夕、東村高江で11日に不時着して炎上し、飛行を停止していた米軍CH53Eヘリについて、日本政府と沖縄県への通知後、18日から通常飛行を再開すると発表した。航空の専門家が整備記録を見直し、懸念につながる運用上の問題などは見つからなかったという。

 海兵隊の発表文でローレンス・ニコルソン在沖米四軍調整官は、CH53Eは安全な飛行運用に戻る準備が整ったとした上で「われわれは日本における米海兵隊航空機の飛行の安全性を約束している。CH53Eヘリは沖縄や日本本土で長年、日米同盟に奉仕してきた信頼できる航空機だ」と述べた。
【琉球新報電子版】