気象庁によると、台風22号は25日午前9時、フィリピンの東を1時間におよそ35キロの速さで西へ進んでいる。今後、発達しながら西に進み、大東島地方には27日午後3時ごろ、沖縄本島地方も28日午前中に最接近する可能性がある。大東島地方、沖縄本島地方ともに暴風域に入る恐れもある。
台風22号は午前9時現在、中心の気圧は998ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートル。時速35キロで西に進んでいる。
沖縄気象台によると、台風22号は24日午後3時の予報では大東島地方の東側を通る進路だったが、25日午前9時の予報では大東島地方と沖縄本島地方の間を通る進路から若干、西よりに進路を変えた。このままの進路をたどれば沖縄本島地方を直撃する恐れがある。予報円の中心を通れば本島の東約100メートル付近まで接近する可能性もある。
台風22号には現時点で暴風域はないが、27日から28日にかけて暴風域ができる見通し。
沖縄気象台は、今後の台風情報に留意するよう呼び掛けている。【琉球新報電子版】