カヌー80艇、抗議船9隻で抗議 護岸工事着手から半年で「海上座り込み大行動」


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基地建設反対を訴え、海上から抗議する市民ら=25日午前10時55分ごろ、名護市辺野古のキャンプ・シュワブ(小型無人機で撮影)

 【辺古問題取材班】米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古の新基地建設で、沖縄防衛局が護岸工事に着手してから25日で半年となった。移設に反対する人たちは米軍キャンプ・シュワブ沿岸で「海上座り込み大行動」を行い、カヌー約80艇、抗議船9隻で工事中止を求めた。

 海上行動だけで県内外から100人を超える人たちが集まり、強い風が吹く中「海を埋めるな」「工事を中止せよ」と声を上げた。カヌーに乗って抗議した宜野湾市の知花優子さん(53)は「この日は必ず行こうと決めていた。みんなで止めれば基地建設は止められる」と強く語った。【琉球新報電子版】