全国技能、最多62人出場 来年沖縄開催で強化


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とちぎ技能五輪・アビリンピックに出場する62人の県勢選手=25日、県庁

 11月に栃木県で開かれる「第37回全国障害者技能競技大会(全国アビリンピック)」と「第55回技能五輪全国大会」に出場する沖縄県代表選手団の結団式が25日、県庁であった。2018年の両大会の沖縄開催に向けた選手強化のため、アビリンピックには15種目に15人、技能五輪には19種目に47人と、いずれも過去最多の選手が出場する。

 全国アビリンピックは11月17日、全国技能五輪は11月24日に開かれる。

 アビリンピックの選手を代表して、沖縄高等特別支援学校中部農林分教室の山口未鈴さんは「これまで培ってきたことを十分に生かしたい」とあいさつした。技能五輪で電工種目に出場する沖創工の城間啓介さんは「先輩や後輩に沖縄の技術が通用することを見せたい」と意気込んだ。