2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、オリンピック旗やパラリンピック旗が全国各地を巡回する「フラッグツアー」の沖縄での歓迎イベントが30日、那覇市の県庁1階の県民ホールで開かれた。
翁長雄志沖縄県知事や小池百合子東京都知事らが出席し、東京五輪で活躍が期待される県出身ウェイトリフティング選手の糸数陽一さんもフラッグツアーアンバサダーとして参加した。
小池知事は「オリンピックに向け、沖縄でもどんどん機運を盛り上げてほしい。東京、沖縄で連携したい」と呼び掛けた。
翁長知事は1964年の東京五輪の聖火リレーが県内で行われた当時を振り返り「今回も沖縄から聖火リレーがスタートしていくとありがたい」と、小池知事にPRし「県内でも機運をぜひ盛り上げていきたい」と強調した。
オリンピック旗とパラリンピック旗は11月10日まで県内を巡回して展示される。30日午後は歓迎式の会場となった県庁1階県民ホールで展示される。31~11月2日は名護市役所、3日から5日が沖縄市立図書館、6日は那覇市立曙小学校、7~8日が沖縄市役所、9~10日が豊見城市役所でそれぞれ展示される。【琉球新報電子版】