台風一過、沖縄にも秋の風 国頭・奥で18・1度


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台風一過で肌寒くなり、長袖を着用する人も見られた通勤・通学の時間帯=30日午前、那覇市(又吉康秀撮影)

 30日は沖縄県内各地で気温が下がり、最低気温は国頭村奥で前日より2・3度低い18・1度を午前7時31分に記録した。最低気温は30日午後10時半現在、奥に次いで渡嘉敷の18・6度(午後7時21分)、南城市糸数の18・7度(午前7時41分)の順に低かった。那覇では前日より1・7度低い21・5度(午前9時51分)を記録するなど28カ所の観測地点のうち少なくとも25カ所で今季最低気温を記録した。

 那覇市のパレットくもじ前では半袖姿の通行人もいる一方で、長袖を着用する人やマフラーを巻く女子高校生らもいた。沖縄気象台によると気圧配置が西高東低となり、中国大陸にある高気圧が張り出したことで、寒気が沖縄付近まで入り込み気温が下がった。