おきなわ技能五輪まで365日 残暦板お目見え


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残暦板を除幕し、成功を祈る富川盛武副知事(左から4人目)ら関係者=2日、県庁1階の県民ホール

 「おきなわ技能五輪・アビリンピック2018」の開幕まで1年となった2日、県庁1階の県民ホールに残り期間を示す「残暦板」が設置された。大会推進協議会会長の翁長雄志知事(代読・富川盛武副知事)は「将来の沖縄の産業を担う人材育成に期待したい」と話した。

 技能五輪・アビリンピックは、2018年11月2~5日に県内で初めて開催される。23歳以下の青年技能者が競う技能五輪では41職種、15歳以上で障がいのある人が技能を競うアビリンピックは22種目を予定している。

 協議会副会長で県職業能力開発協会の仲本豊会長は「今月栃木県で開かれる全国大会で良い流れをつくり、1年後に弾みをつけたい」と話した。

 除幕式には、全国大会に出場予定の津波尭利(たかとし)さん(技能五輪・構造物鉄工)と神里奈々さん(アビリンピック・製品パッキング)も参加した。