県功労者10氏を表彰 稲嶺元知事「栄誉は県民のもの」


この記事を書いた人 志良堂 仁
沖縄県功労者表彰を受けた(前列左から)八木政男、古堅實吉、稲嶺惠一、宮城鷹夫、松田敬子。(後列左から)金城眞吉(代理)、神谷幸枝、比嘉幹郎、藏根芳雄、宮城正雄(代理)=3日、那覇市のパシフィックホテル沖縄

 沖縄県は3日、2017年度の県功労者表彰式を那覇市のパシフィックホテル沖縄で開いた。翁長雄志知事が地方自治や文化学術、スポーツ振興、社会福祉、社会貢献などの分野で功績を残した10人に表彰状を贈った。

 表彰されたのは稲嶺恵一元知事(84)、古堅実吉元衆院議員(88)、比嘉幹郎元副知事(86)、藏根芳雄元県社会教育委員連絡協議会会長(83)、宮城鷹夫南部連合文化協会名誉会長(94)、八木政男元琉球歌劇保存会会長(86)、金城眞吉元興南高校ボクシング部監督(73)、宮城正雄沖縄県人会兵庫県本部会長(90)、神谷幸枝元県デイサービス協議会副会長(84)、松田敬子元県生活改善連絡研究会会長(89)。
 功労者を代表して稲嶺氏があいさつに立ち「今回いただいた栄誉は個人の物ではない。私たちは、これまで多くの方々に支えられてきた。その意味では、この栄誉は沖縄県民のものだ」と感謝の言葉を述べた。【琉球新報電子版】