世界エイサー大会 CHURASAが優勝 亡きメンバー思い演舞


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 世界エイサー大会2017(同実行委員会主催)が4、5の両日、浦添市の国立劇場おきなわで開催された。グランプリ部門には19チームが出場し、CHURASA(美らさ)が優勝した。10チームが出場したジュニア部門もCHURASA.JRが優勝した。

フィナーレで演舞する優勝チームのCHURASA(美らさ)=5日、浦添市の国立劇場おきなわ

 CHURASAは2年前にジュニアのメンバー1人が亡くなり、その子の両親から寄贈された大太鼓を使って演舞した。玉城ちかし団長は「(太鼓を亡くなったメンバーだと思い)どうしても大会に連れてきたかった。2年前は準優勝で悔しい思いをしたが、今回一緒に優勝できてうれしい」と感慨深そうに語った。

 グランプリ部門の2位は創作芸団REQUIOS(レキオス)、3位は古武道太鼓集団風之舞だった。ジュニア部門の2位は古武道太鼓集団風之舞ジュニア、3位は創作エイサー高鍋しんかんちゃーだった。

英文へ→CHURASA wins the championship at worldwide Eisa festival