返済不要の留学費給付へ 在沖米総領事館


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 在沖米総領事館が沖縄県内の高校生を対象に返済不要の交換留学のための奨学金を創設する。小遣いを除く、旅費やホームステイ費など米国内への交換留学費の全額を給付する。対象は県内の高校生で定員は4人。来夏に派遣を開始する。募集要項など詳細は近く総領事館公式ホームページなどに掲載する。

 ジョエル・エレンライク総領事が16日、うるま市の米軍キャンプ・コートニーでの会見で発表した。8月にウィリアム・ハガティ駐日米大使が着任したことを受け「アンバサダー・スカラシップ(大使奨学金)」として創設する。

 留学したい意欲があっても経済力の問題で断念している生徒を支援するのが主な目的。そのため英語力のみにとらわれず、意欲や経済的支援の必要性なども含め総合的に審査する。

 総領事館は「経済力を心配することなく多くの人にチャレンジしてほしい」と応募を呼び掛けている。