19日に発生した在沖米海兵隊員による飲酒運転死亡事故を受け、在日米軍は20日、在日米軍人を対象として酒の購入や飲酒を全面的に禁止したと発表した。
沖縄では、基地と住居の移動を除き外出も全面的に禁止する。効力は「別途、通知があるまで」の期間としており、近く新たな外出・飲酒規制(リバティ制度)を発出するまでの一時措置とみられる。
在沖米軍人に対する飲酒禁止措置について在日米軍の発表は「住戸、バー、クラブ、ホテルなどの公共の場所が含まれる」とした。
在日米軍は今後、「責任あるアルコールの摂取」などに関する研修を実施するとしている。沖縄での飲酒や外出の全面禁止措置は、同研修などを経た上で緩和される可能性が高い。【琉球新報電子版】