パラオ沖で転覆した状態で見つかったマグロはえ縄漁船「第1漁徳丸」

 沖縄県の那覇市船籍のマグロはえ縄漁船「第1漁徳丸」(19・99トン)がパラオ沖で遭難信号を発信し、11月20日から連絡が取れなくなっている件で、第11管区海上保安本部は11月21日午前9時ごろ、同船がパラオ沖の海域で転覆した状態で発見されたと発表した。11管によると11月21日午後6時現在、日本人2人を含む乗組員7人の安否は不明で、11管と付近を航行中の漁船などが捜索を続けている。

 那覇地区漁業協同組合などによると、乗組員は船長(62)=那覇市、機関長(49)=那覇市=の2県人のほか、機関員と甲板員を務める23~35歳のインドネシア人男性5人の合わせて7人。


船体に船名が確認できる(第11管区海上保安本部提供)

 11管によると、第1漁徳丸は11月20日午後4時半ごろ、沖縄本島の南約2230キロの海上で遭難信号を発信し、11管が米国業務管理センター経由で信号を受信。船舶電話もつながらない状況だったため、付近を航行していた漁船などに捜索協力を依頼した。

 第1漁徳丸は11月21日午前8時57分にパラオ沖の海域で転覆した状態で発見された。同船の救命いかだが船体から外れている様子も確認された。


 付近を航行していた船舶の情報によると、第1漁徳丸の遭難信号が発信された当時、天気は晴れで風速は2~3メートル程度だったという。11月21日午後には11管の航空機が現地に到着して捜索を開始しており、米空軍航空機などの協力も得ながら22日以降も捜索を続ける。

 那覇地区漁協によると、第1漁徳丸は11月1日に泊港を出港しており、帰港日は未定だったという。山内得信組合長は「無事を願っている」と話した。



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