那覇市船籍のマグロはえ縄漁船「第一漁徳丸」(19・99トン)がパラオ沖で遭難信号を発信し、20日から連絡が取れなくなっている件で、第11管区海上保安本部は23日、行方不明となっていた乗組員7人全員が無事だと発表した。11管によると、第一漁徳丸は20日午後、パラオ沖で船に衝突され転覆。衝突された船舶に救助され、22日午後4時ごろにフィリピンのジェネラルサントス港に入港した。
22日午後11時ごろ、那覇地区漁業協同組合から11管に連絡があった。11管は7人が滞在しているホテルに電話し、安否を確認した。11管は第一漁徳丸に衝突した相手船舶などの詳細を調べている。【琉球新報電子版】