【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設で、新基地建設の護岸建設に使用する石材を積んだ大型トラック59台を含む工事関係車両計92台が12月1日午前、米軍キャンプ・シュワブ内に入った。
その際、シュワブゲート前に座り込む市民ら約30人は機動隊によって排除された。
1回目の資材搬入が終わった後、市民らはゲート近くにあるテントに座った。市民らはマイクを代わる代わる持って、座り込みに対するそれぞれの思いを共有した。
神奈川県川崎から座り込みに参加した男性(66)は「私の住んでいるところは米軍厚木基地と横田基地の中間地点にあり、米軍機の騒音に悩まされている。米軍の問題は沖縄だけではない。日本全体で米軍基地の必要性について考え、国外から出すべきだ」と強調した。
続けて「実際に排除されて、警察に対して何もできない悔しさがこみ上げた」と話し、新基地建設に反対する市民らを排除する機動隊を非難した。【琉球新報電子版】