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コラソン競り負け トヨタ紡織九州に26―27 JHL

 日本ハンドボールリーグ(JHL)の琉球コラソンは2日、宜野湾市立体育館でトヨタ紡織九州と戦い、26―27で逆転負けした。後半最終盤の激しい攻防の中、終了直前で失点し敗退した。通算成績は4勝11敗で順位は8位となった。

 前半序盤は点の取り合いとなったが、この日チーム最多得点の石川出のシュートや三村裕幸の連続ゴールなどで徐々に点差をつけて13―11で折り返した。後半開始直後、相手に連続得点を決められ、流れが傾きかける。その後は仲程海渡が速攻を決めるなど一進一退の展開が続いた。26―26の試合終了2秒前に相手に得点を許した。

 コラソンの次戦は3日午後2時から、宜野湾市立体育館で豊田合成と戦う。

▽男子
トヨタ紡織九州 4勝2分け10敗
 27―26(11―13,16―13)
琉球コラソン 4勝11敗

◇最後2秒、白星スルリ


琉球コラソン―トヨタ紡織九州 後半、速攻からシュートを決める仲程海渡=2日、宜野湾市立体育館(又吉康秀撮影)

 琉球コラソンは負けられないホーム戦で、試合終了2秒前に勝ち越され白星を逃がした。劇的な勝利に喜ぶトヨタ紡織九州の選手を横目にコラソンの選手は下をうつむくしかなかった。水野裕紀選手兼監督は「非常に残念。(順位が下の相手で)負けられない試合だったので(負けが)痛い」と悔しさをあらわにした。

 前半は一進一退の展開だった。相手が3連続得点を決めれば、この日6得点のエース・石川出のシュートを含む4連続得点で逆転。さらに三村裕幸の連続ゴールで点差をつけ、13―11で折り返した。

 後半も得点を重ねたいコラソン。しかし守備が整う前に攻撃を決められた。選手と選手の空いた空間を狙われ連続失点し、開始4分過ぎに逆転を許した。流れが傾きかけるも、左サイドの仲程海渡が1失点を挟み4連続得点で食らい付いた。試合は1点を争うせめぎ合いになり、会場も一気に盛り上がった。

 同点で迎えた29分過ぎ、攻め込みながらも石川のシュートがGKに止められた。逆に相手のエースに決められ終了を告げるブザーが鳴り、最後の勝負どころで競り負けた。石川は「ワンプレーでエースが決めるべきところで、決められなかった差だ」と唇をかんだ。

 チームは6連敗で順位もトヨタと入れ替わり、8位に後退した。仲程は「負け込んでいる時だからこそチーム一丸となってやってきたことを信じコートに立ちたい」と前を向いた。(屋嘉部長将)