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コラソン7連敗 JHL、豊田合成に21―30

琉球コラソンー豊田合成 前半、ディフェンスを破りシュートを決める村山裕次=3日、宜野湾市立体育館(花城太撮影)

 日本ハンドボールリーグ(JHL)の琉球コラソン(8位、4勝11敗)は3日、宜野湾市立体育館で豊田合成(2位、9勝3敗)と対戦し、21―30で破れ、7連敗となった。今年最後のホーム戦でファミリアに勝利を届けられなかった。

 試合開始直後のコラソンの攻撃は、ポストを絡めたプレーも光り、好勝負になるかと思われたが、逆に豊田合成のバックプレーヤーとポストに守備を崩され始める。GK内田武志は前半だけで7本の好セーブを見せたが、攻撃時の簡単なミスで流れをつぶし、前半だけで7―15のダブルスコアとなった。後半は村山裕次や福田丈の泥臭くしぶとい攻撃で接戦に持ち込んだ。当たりの強い3―2―1守備で豊田合成の連係を封じ、互角の展開に持ち込んだが、巻き返せなかった。

 次戦は9日に、広島県の中区スポーツセンターで大同特殊鋼と対戦する

豊田合成(10勝3分け3敗)
30―21(15―7,15―14)
琉球コラソン(4勝12敗)

◆ミスで勝機つぶす/鍵は前に仕掛ける攻撃

 形を意識しすぎた攻撃と、連係のわずかなズレから生じるミスで前半に差を付けられたコラソン。後半は攻守で光るプレーもあったが、イージーミスで勝機をつぶし7連敗となった。水野裕紀選手兼監督は「後半はコラソンらしさが出たが、やってはいけないミスが多かった」と根本的な改善を選手に求めた。

 序盤はフローター陣とポストが素早い連係を見せたが、対応されると足もボールも止まる。守備は持ちこたえたが攻撃で調子を崩し、前半だけで7―15と差を付けられた。

 後半は、勝負を仕掛けた「3―2―1守備」の激しいプレスが奏功し、豊田合成のフローター陣の勢いを封じた。攻撃ではライトバックの福田丈がキレのある動きでつなぐと、センターの村山裕次が「ここ数試合、狙いどころでいく感触がつかめてきた」と、スピードに乗ったカットインや7メートルライン際の個人技でチームを鼓舞し続けた。

 7連敗でプレーオフが遠のく。水野監督も「守備はいいが、ここまで攻撃がうまくいかないのは予想外」と語る。他チームに比べて高さのない分、前に仕掛ける勝負強さをどう見せるか。攻撃で細かなミスがなくスムーズにどうシュートにつなげるかが今後の鍵だ。村山は「一つ勝てればさらに上に上がれる感じはある。個人のミスをなくし、連係も詰めていきたい」と力強く語った。(嘉陽拓也)