【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う沖縄県名護市辺野古の新基地建設で、砕石などを積んだ工事関係車両105台が4日午前8時50分ごろから米軍キャンプ・シュワブ内に入った。シュワブ・ゲート前に座り込んだ市民ら約80人が機動隊によって排除された。
市民らは「違法な工事はやめて」と声を挙げた。
那覇市と宜野湾市、本部町の島ぐるみ会議メンバーや中頭退職教職員会、県外などからゲート前に抗議に集まった。
砕石を積み下ろしたとみられる大型トラックがシュワブから出た際、雨でぬれているゲート前の路面に、工事関係者が散水車で水をまいたため、市民らは「血税の無駄遣いだ」と批判した。【琉球新報電子版】