やんばる路 自然満喫 ツーデーマーチ始まる


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やんばる路に向け出発する参加者=12月9日、名護市の21世紀の森屋内運動場付近

 【北部】第30回名護・やんばるツーデーマーチ(主催・同実行委員会、日本ウオーキング協会、共催・名護市、琉球新報社など)が12月9日、名護市の21世紀の森屋内運動場を発着点に開催された。

 夜明け前の午前6時10分から40キロコースの出発式があり、参加者は声援と見送りを受けて続々と出発した。小雨がぱらつく肌寒い日となったが、4コースに家族連れや友人同士など計1288人が参加。古宇利大橋から眺める海や名護市屋部のフクギ並木など、風光明媚(めいび)な景色と自然を満喫しながらやんばる路のウオーキングを楽しんだ。

 開催30回を記念して旧屋部村の文化財を巡る「30th アニバーサリーコース」(20キロ)のほか、3カ所の大橋を巡る最長の「古宇利・ワルミ・屋我地三大ブリッジコース」(40キロ)、屋部のフクギ並木を楽しむ「久護家・フクギ並木コース」(10キロ)、名護湾を眺めビーチ沿いを歩く「ゆったりビーチコース」(3キロ)の4コースが行われた。

 14回目の参加となった荒木喜一さん(80)=北海道=は「今年は1番良かった。アップダウンも少なく緑も多くて景色が良かった」と笑顔。初参加の山川潤子さん(67)=那覇市=は「道にごみや枯れ葉が多くてもう少し整備してほしいと思った」と話した。ツーデーマーチは12月10日も開かれ、当日参加も受け付ける。21世紀の森屋内運動場で申し込める。