塩の無償提供に感謝 ぬちまーす社で給食会 うるま教委


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「ぬちまーす」を使った給食を笑顔で食べるぬちまーすの高安正勝社長(右端)ら=4日、うるま市宮城島

 【うるま】うるま市の学校給食に毎月塩を無償で提供している製塩業の「ぬちまーす」(高安正勝社長)に感謝を伝えようと、うるま市教育委員会は4日、市宮城島の同社で感謝給食会を開いた。沖縄県学校給食会による地場産品を使った給食献立調理発表会で最優秀賞を受賞した「ぬちまーすちんすこう」「サンマのぬちまーす」焼きなどが出された。川崎小3年2組の児童からの感謝状も贈呈された。

 ぬちまーすは市立学校給食センターの要望を受けて、同社の塩「ぬちまーす」を2010年9月から無償提供している。

 市教委の栄門忠光教育長は「栄養士と調理員も、ご厚意に感謝して給食を作っている。子どもたちの健康増進、体力増強のために継続してほしい」と感謝を伝えた。

 高安社長は「未来ある子どもたちに食べてほしい。今後も続けたい」と話した。