国内外トップ一堂に セーリング、北谷で合同合宿


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 【北谷】北谷町のサンセットビーチで合宿をしているセーリングの世界トップクラスの選手らの歓迎式が12日、北谷町役場で開かれた。リオデジャネイロ五輪でセーリング男子RSX級日本代表に選ばれた富沢慎選手(トヨタ自動車東日本)は、選手を代表し「本州は大寒波だとニュースでやっていたが、(北谷町では)ジャケットもいらない。最高の環境で練習できる」とあいさつした。

北谷町で合宿するセーリングの世界トップクラスの選手らと町マスコットキャラクターの「ちーたん」=12日、北谷町役場

 セーリングは、ヨットを操り海上に設置されたマークを決められた順序と回数で回り、順位を競う競技。日本セーリング連盟オリンピック強化委員会は、選手強化を目的に、海外トップレベルの選手との合同合宿を7日から行っている。富沢選手をはじめ韓国、香港、イギリスの選手、コーチら計12人が参加し、28日まで町のサンセットビーチで練習する。

 野国昌春町長は「合宿が実りあるものになり、東京五輪でのメダル獲得に向けて追い風になるよう祈っている」と話した。

 歓迎式では、町イメージキャラクター「ちーたん」の実物が初披露された。これまでポスターなどで親しまれてきたが、さらに身近な存在として愛されるキャラクターを目指す。