県が全機の飛行停止要要求 副知事「生存権、学習権脅かされている」 米軍ヘリ窓枠落下事故


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沖縄防衛局の中嶋浩一郎局長(右)と外務省沖縄事務所の川田司沖縄担当大使(中央)に抗議文を手渡す富川盛武副知事=13日午後3時過ぎ、県庁

 宜野湾市の普天間第二小学校に米軍ヘリから窓枠が落下し、男児一人がけがを負った事故で、富川盛武副知事は13日午後3時すぎ、県庁に外務省沖縄事務所の川田司沖縄担当大使、中嶋浩一郎沖縄防衛局長を呼び、「従来とは次元の違う問題だ。生存権、学習権が脅かされている」と強い憤りを示し抗議した。

 県は県内の米軍基地にある全ての航空機の緊急点検の実施と点検期間中の全機の飛行停止などを求めた。県は、午後4時には米軍幹部を県に呼び抗議する。【琉球新報電子版】