文化系部活動の成果披露 九州高文祭が開幕 あすまで


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 大城 誠二
開会式で舞踊「ハーリー」を披露する南風原高校郷土芸能部=15日、那覇市の県立武道館

 九州各県から高校生が集い、文化系部活動の成果を披露する「第1回全九州高校総合文化祭」(九州高校文化連盟など主催)が15日、那覇市の県立武道館などで開幕した。17日までに那覇市と浦添市の各会場で囲碁、弁論など7部門の発表や競技、展示などがある。

 15日、県立武道館で開かれた開会式で、生徒実行委員長で那覇高校2年の宮城春花さんは「たくさんの高校生と交流を深め、刺激を受け合える大会になってほしい」と呼び掛けた。

 開会式では開幕に先立ち、11日に開かれた郷土芸能部門で優秀校に選ばれた南風原高校郷土芸能部が舞踊「ハーリー」など六つの演目を披露した。同校と八重山高校は、来年8月に長野県で開かれる全国高校総合文化祭に派遣される。

 15日、県立武道館で開かれた小倉百人一首かるた部門には開邦高校チームと、沖縄工業・宮古高校合同チームが出場した。緊張感の中競技に臨んだが、予選リーグ敗退となった。県立博物館・美術館では美術・工芸部門の展示と生徒交流会が開かれ、出品した各県の高校生約80人が、絵画など作品のモチーフや工夫した点などを説明していた。