年の瀬「ハレルヤ」 高らかに 沖縄市でメサイア


この記事を書いた人 大森 茂夫
「ハレルヤ」を合唱する第45回メサイア演奏会の出演者=17日午後、沖縄市の沖縄市民会館

 2017年度歳末助け合いチャリティー第45回メサイア演奏会(主催・県合唱連盟、沖縄交響楽団、琉球新報社、共催・まちづくりNPOコザまち社中、特別協賛・沖縄海邦銀行)が17日、沖縄市の沖縄市民会館で開かれた。県合唱連盟と沖縄交響楽団の総勢150人余の迫力ある歌声と楽器の荘厳な音色が会場を包み込んだ。

 師走の風物詩として定着しているメサイア。45回の節目を迎えた今回、出演者は大勝秀也さんの指揮に合わせ、ヘンデル作曲のオラトリア「メサイア」から抜粋した40曲を披露した。終盤の「ハレルヤ」の大合唱では、一体となった歌声で聴衆を魅了した。

 ソリストは仲松あかりさん(ソプラノ)、本間千晶さん(メゾ・ソプラノ)、喜納響さん(テノール)、仲本博貴さん(バリトン)が務めた。アンコールでは再び「ハレルヤコーラス」を那覇ジュニアオーケストラも沖縄交響楽団と共に演奏し、県内の中学生も合唱で賛助出演した。