【渡名喜】渡名喜村で7日、村漁業協同組合によるサメの駆除が行われた。この日捕れたサメは11匹で、全てイタチザメだった。大きなサメは全長3・8メートルほどもあり、サメが引き上げられると見学にやってきた子どもたちや村民が、その迫力に驚嘆の声を上げた。
組合員は朝6時に出港し、前日に餌を仕掛けたポイントへ向かった。駆除の際、やりでサメを突いた際に海へ引き込まれる危険性もあるという。
漁で魚を引き上げる前にサメに食べられる被害が以前から出ているため、駆除に取り組んだ。組合員の一人は「これから夏場にかけてカツオの時期がやってくるので、駆除の成果を期待したい」と話した。(刑部結通信員)