ラジオ沖縄(ROK)の毎年恒例の24時間ラジオ番組「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン2017」が、24日正午から始まった。那覇市のパレットくもじ前広場の放送本部から「音の出る信号機」を設置するための募金を呼び掛け、25日正午まで24時間放送する。
32回目となったチャリティーイベントの収益で、今年12月までに県内に71基の信号機が設置されている。
24日は特設ステージで公開生放送「美ら島音楽祭2017」も開かれた。うちなー噺(はなし)家の北山亭メンソーレさんが自転車で公民館を巡り落語を披露する「自転車チャリティ落語」企画も実施された。
メーンパーソナリティーを務める小橋川響アナウンサーは「イベントを続け、視覚障がいがある人の役に立っていきたい」と思いを語った。同じくメーンパーソナリティーの杉原愛アナウンサーは「多くの人に視覚障がいについて知ってもらう機会にしてほしい」と話した。【琉球新報電子版】