(3)2020年東京五輪パラリンピックの大会マスコットどれがいいですか?


この記事を書いた人 Avatar photo 宮城 久緒

 琉球新報のツイッターを利用して読者の皆さまにニュースについて意見をお伺いする「琉球新報ニュースでアンケート」の3問目は、2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会が12月7日に公表した大会マスコット最終候補3作品について「どれがいいですか」と問う質問でした。

 読者の皆さまにツイッターでアンケートを呼び掛けたのは12月8日(金)でした。今回3回目にして投票期間を伸ばして初めて3日間の設定にしました。アンケートに答えていただいた読者の投票は84票で2問目より若干投票数は減ってしまいました。

 図柄を見ないことには回答できないため、ツイッターだけ見て簡単に投票、とはいかなかったことが投票数が伸びなかった要因かな、と考えております。

 結果は、(ア)の「市松模様」が28票(33%)、(イ)の「招き猫(キツネ)とこま犬」が22票(26%)、(ウ)の「キツネとタヌキ」が34票(41%)で(ウ)の「キツネとタヌキ」が最多という結果になりました。

 (ア)(イ)(ウ)ともに五輪用とパラリンピック用のマスコットが1体づつの組み合わせです。

 今回の質問からコメント欄への意見を求めましたが、マスコットに関する回答は2件でした。少ないので2件とも紹介します。

 (ア)を回答した方からの「ウはテレビアニメ(妖怪ウォッチ)とポイントカード(Pontaカード)のキャラクターにしか見えない」という意見と、おそらく(ア)~(ウ)を選ぶ回答はしていないと思われる方からの「該当なし。ロスオリンピックの時のイーグルサムがいまだにピカイチだと思います。 ああいう、ウキウキするキャラ出ないのかなぁ」という意見でした。

 ほかのメディアを見ても、今回(ウ)の案については、上の方のように既存のキャラクターに似ている、との意見が多く上がっているようです。

 イーグルサム、懐かしいですね。確かにすごいインパクトのあるキャラクターで今でもはっきり思い出せます。このキャラクターが活躍するアニメも放映されていましたね。ロサンゼルスオリンピックについては「スターウォーズ」など映画音楽を多く手掛けたジョン・ウイリアムズが作曲した大会ファンファーレも印象的ですね。今でもメロディーが頭に思い浮かびます。

 脱線しましたが、今回のマスコットについて委員会は12月11日から2018年2月22日まで、全国の小学校の各クラスに1票与える投票を行い、最多投票の採用作品が同年2月28日に発表されるということです。

 大会マスコットを小学生が決める試みは五輪史上初のようで、マスメディアも注目しています。

 琉球新報に記事を配信している共同通信は小学生の投票が始まる12月11日を前に小学生100人にアンケートをしました。その結果、(ア)の「市松模様」が45人、(イ)の「招き猫(キツネ)とこま犬」が26人、(ウ)の「キツネとタヌキ」が29人でした。(ア)の「市松模様」が一番多く、4割を占めたということです。

 小学生が決定するようですが、最終的にはどのマスコットに人気が集まるのでしょうか。

東京五輪パラリンピック2020大会マスコットの最終候補