コザ、花園ラグビー初戦で敗退 明和県央(群馬)に7―67


この記事を書いた人 アバター画像 宮城 久緒

 第97回全国高校ラグビー大会は28日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場で行われ、県代表のコザは初戦で明和県央(群馬)と対戦し、7―67で敗北した。

 試合開始早々、体格差のある明和県央のパワーに押されて先制される。前半で司令塔の饒平名悠斗が負傷し、さらなるハンディを背負うと、明和県央の重圧とスピードを打ち破れず、何度もトライを許した。

 それでも、試合終了間際、コザは泥臭く何度もモールやピックアンドゴーを仕掛け続け、相手インゴール前へ到達する。激しいタックルをしのぐコザは、主将の普久原琉が守備の間を逃さずうまく飛び込み、最後のワンプレーでファーストトライを決めた。その後、コンバージョンキックを高江洲颯太が成功させて、ノーサイドとなった。【琉球新報電子版】