「自己変革に挑戦」 オリオンビールが初荷式


この記事を書いた人 松永 勝利
今年最初の製品を乗せた大型トラックが次々に出発するオリオンビールの初荷式=3日午前9時35分、浦添市城間のオリオンビール本社

 オリオンビール(與那嶺清社長)は3日午前、2018年初荷式を浦添市城間の本社で開いた。社員や取引先など多くの関係者が見守る中、樽生ビールや缶ビールなど約63キロリットル(350ミリリットル缶換算で約18万本分)を載せた大型トラック8台が中南部の代理店などに向け一斉に出発した。

 與那嶺社長は「ビール類の総需要が減少する厳しい環境にあるが、海外、県外の売り上げの拡大で前年を上回る実績を達成した。自己変革に挑戦し続ける強い意思が、会社を変え、環境を変える原動力となる」と呼び掛けた。

 「戌(いぬ)年」生まれの社員5人が「責任感と協調性を持ち、目標に向かって進みたい」と決意を表明し、エイサー演舞やくす玉割りで初荷の出発を盛大に見送った。【琉球新報電子版】