アジア展開で沖縄県経済飛躍へ 31団体合同新年宴会


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県経済のさらなる発展を願い、乾杯する経済団体合同新年宴会の参加者=4日、那覇市のANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービュー

 沖縄県内経済31団体の2018年合同新年宴会が4日、那覇市のANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービューで開かれ、企業や団体の関係者ら約700人が参加した。県内経済が活況を呈する中、人手不足や交通渋滞などの課題を克服し、アジア展開に向けて経済界全体で飛躍する決意を新たにした。

 新年宴会を主催した県商工会議所連合会の石嶺伝一郎会長は「景況感の良い今こそ、5年、10年先を見据えた長期的な取り組みが必要だ。諸課題を乗り越えて経済再生のけん引役となるため、国、県、市町村、経済界が一体となって着実に前進することが肝要だ」とあいさつした。

 翁長雄志知事は「万国津梁の精神で沖縄が日本とアジアの懸け橋として大きな役割を持てるものが出来上がってきた」と述べた。