【うるま】うるま市議会(大屋政善議長)は11日午前10時から、臨時会を開き、市与那城の伊計島での米軍不時着事故に対する抗議決議と意見書を全会一致で可決した。決議では、米軍普天間飛行場所属の全機種の飛行停止や居住地域上空での全面飛行停止、在沖米海兵隊の整理縮小などを求めた。
市議会基地対策委員会の喜屋武力委員長は、相次ぐ米軍機事故が「安全管理に対する米軍当局の認識の低さを露呈するものであり、激しい憤りを覚える」と文書を読み上げ、米軍の相次ぐ事故を批判した。
うるま市議会は午後3時から、伊計自治会の玉城正則会長と共に沖縄防衛局を訪れ、抗議決議と意見書を手交する。【琉球新報電子版】
英文へ→Forced landing of U.S. military aircraft results in unanimous decision by Uruma City Council