沖縄県立高推薦0・84倍 18年度入試、3432人志願


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 沖縄県教育庁は17日、2018年度県立高校推薦入試の志願状況を発表した。全日制と定時制合わせて4074人(前年度比30人減)の推薦枠に3432人(同42人増)が志願し、倍率は0・84倍(同0・01ポイント増)だった。

 全日制では3950人(前年度比18人減)の推薦枠に3432人(同42人増)で、倍率は0・87倍(同0・02ポイント増)だった。定時制は124人(同12人減)の枠で、志願者はいなかった。

 倍率が最も高かったのは向陽高校普通科の2・8倍だった。普天間高普通科の2・44倍、那覇国際高普通科の2・4倍、球陽高理数科の2・29倍、開邦高学術探究科の2・27倍が続いた。

 伊良部高、本部高、久米島高が近隣の中学校を対象に実施する連携型入試では、定員240人(前年度同数)に130人(前年度比5人増)が志願し倍率は0・54倍(同0・02ポイント増)だった。与勝高が併設する与勝緑が丘中を対象に実施する併設型入試では定員80人(前年度同数)に68人(前年度比1人増)が志願し、倍率は0・85倍(同0・01ポイント増)だった。

 推薦入試の試験は19、22日を中心に各校であり、合否は26日までに中学校長を通じて本人に通知される。県教育委員会のホームページでも志願状況を確認できる。