社会

ハブから再びPCB 米軍牧港補給地区周辺 DDTも検出

 【浦添】浦添市は19日、同市の米軍牧港補給地区(キャンプ・キンザー)周辺で昨年捕獲したハブから、有害物質のポリ塩化ビフェニール(PCB)と毒性が強い農薬DDT類が検出されたと発表した。ハブは4カ所で1匹ずつ捕獲、4匹全てからPCB、DDT類が検出された。2015年、16年の調査でもハブからPCBが検出されている。

 今回港川付近の海岸で採取した貝(マガキガイ)とアーサから鉛を検出した。貝、アーサからPCB、DDT類は検出されなかった。

 検出されたハブの脂肪組織中PCB濃度は1キロ当たり4・7~20ミリグラム。DDT類は11~36ミリグラム。最も高い数値を検出したのは、どちらも城間から港川にかけて流れる川・シリンカー付近で捕獲したハブだった。

 田代豊名桜大教授(環境化学)は、昨年9月の底質調査で検出したPCB、DDT類について「排水調査でも検出された。基地内に汚染場所や汚染物質がある可能性が高い」と指摘した。