県議会の米軍基地関係特別委員会(仲宗根悟委員長)は29日午前委員会を開き、23日に発生した渡名喜村への米軍ヘリコプターの不時着に抗議する意見書と抗議決議を全会一致で可決した。2月1日に臨時本会議を開く方向で調整しており、本会議でも全会一致で可決される見通し。
意見書・抗議決議では、18日に宜野湾市の普天間第二小学校上空を米軍機が飛行したことにも抗議し、(1)民間地上空での普天間飛行場所属機の飛行・訓練中止(2)普天間飛行場の即時運用停止(3)地位協定の抜本改定、米軍への航空法特例の撤廃(4)海兵隊の早期の県外・国外移転―など求めている。【琉球新報電子版】