「平和の島あきらめない」 プラカード掲げ、抗議 シュワブゲート前に約30人


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機動隊によって強制的に移動させられる市民ら=2日午前、名護市辺野古米軍キャンプ・シュワブゲート前

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設工事で2日、米軍キャンプ・シュワブゲート前に市民ら約30人が集まり、新基地反対を示すプラカードを掲げながら「海が泣いているぞ」「我々は平和な島をつくることをあきらめないぞ」と抗議の声を挙げた。

工事資材を積んで基地内に入るトラックに、プラカードを掲げ抗議する市民ら=2日、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前

 午前8時50分ごろ、護岸工事用の石材などを積んだ車両約100台が米軍キャンプ・シュワブ内に入った。

工事資材を積んで基地内に入るトラックに、プラカードを掲げ抗議する市民ら、2日名護市辺野古米軍キャンプ・シュワブゲート前

 週に2回、海上やゲート前での抗議に参加している澤田利香さん(53)=糸満市=は「子どもたちの未来に基地を残してはいけない。新しい基地もいらない。工事をとめてほしい」と強く語った。【琉球新報電子版】