沖縄県内は5日も大陸から強い寒気が流れ込み午後10時現在、宮古島や南大東空港など9地点の最低気温が今季最低を観測した。久米島空港は平年を5.2度下回る9.4度(午前5時51分)まで冷え込み、2003年の統計開始以降、2月の観測史上最低を更新した。
国頭村奥(7.2度)や南城市玉城字糸数(8.2度)など7地点で最低気温が10度を切った。最高気温も渡嘉敷村で10.0度、宮古空港で11.9度にとどまり、各地で平年を5.7度~9.2度下回った。
最高気温が12.2度だった那覇市は時折、小雨がぱらつき、女性らが傘の下で身を縮めて歩いていた。沖縄気象台によると、厳しい冷え込みは7日ごろまで続く見込み。