【石垣】1月20日に豊見城市で開かれた「IT津梁まつり」のロボットコンテストミドル競技部門で、八重山高校パソコン同好会が優勝した。同好会は本年度発足したばかりでの優勝だ。2日、同好会の生徒が同校で優勝報告し、喜びを語った。
同部門には、県内の小中高校から31チームが参加。規定のコースで指定された動きをするようプログラムしたオリジナルの小型ロボットが、コースを完走するタイムを競った。
八重山高校からは3チームが参加し、仲井間慎さん(1年)と又吉勇多さん(同)のチームが、完走したチームの中で最速の26秒85のタイムで優勝した。
仲井間さんは「部品を少なくして軽量化したことがタイムにつながった。軽量化で損なわれる安定性はプログラミングでカバーした。上位にはいけると思っていたが、優勝できたのはびっくりで、夢なんじゃないかと思った」と笑顔で話した。
同好会部長の友利遥太さん(1年)は「自分たちのチームも惜しかったが、代わりに優勝してくれて誇らしい。これをきっかけに部員が増えて、部に昇格できたら」と語った。