【読谷】任期満了に伴う読谷村長選が13日、告示され、現職の石嶺伝実氏(62)のほかに立候補の届け出はなく、無投票で3期目の当選を果たした。
石嶺氏は「返還軍用地の跡利用はほぼ一段落ついた」として、特に農業基盤が整備された米軍読谷補助飛行場跡地で「高付加価値な営農が課題だ。風土を生かした村づくりに取り組む」と3期目の抱負を語った。
13日現在の選挙人名簿登録者数は3万2111人(男性1万5646人、女性1万6465人)。
石嶺 伝実氏(いしみね・でんじつ) 1955年10月20日生まれ。村喜名出身。琉球大農学部卒。79年に読谷村役場採用。助役、副村長などを経て2010年に村長に初当選した。