経済

沖縄県産素材で菜食加工品 外国客、ハラール対応 有機レストラン「浮島ガーデン」

完全菜食オーガニックの加工食品ブランド「沖縄の田からもの地からもの」を立ち上げた、中曽根直子さん(左)と伊東伸浩さん=13日(浮島ガーデン提供)

 沖縄県那覇市のオーガニックレストラン「浮島ガーデン」がこのほど、完全菜食のオーガニック加工食品ブランド「沖縄の田からもの地からもの」を立ち上げ、16日から本格的に販売を始める。同店オーナーで沖縄雑穀生産者組合の組合長を務める中曽根直子さんは、外国人観光客の中には肉や魚を食べないベジタリアンが一定数いるとして、「沖縄の健康長寿の復活に貢献しながら、来県するベジタリアンやハラール食の人にも安心して沖縄の食を楽しんでもらいたい」と願う。

 販売するのは肉や魚、卵、乳製品、白砂糖を使わないタコライスやカルボナーラ、ハンバーグ、バーニャカウダソース、甘酒、アイス(3味)の6種類8アイテム。いずれも主原料には波照間島や西表島の雑穀や米など県産素材を使っているのが特徴だ。

 卵や乳製品のアレルギーがある人の代替食としても期待できる。当面は同店やデパートリウボウで販売する。今後はベジタリアンやハラール食、アレルギー食への対応が求められるホテルや飲食店などへの販売も検討しているという。


完全菜食オーガニック加工食品ブランドの8商品(浮島ガーデン提供)

 レシピは浮島ガーデンの人気メニューをアレンジし、約10カ月前から中曽根さんとスタッフの伊東伸浩販売主任を中心に試作や試行販売を重ねて完成した。うるま市内にある工場で製造している。ハンバーグは高キビで肉の食感をだし、カルボナーラはモチキビで卵のような風味をだしたという。

 18日には同店で完成披露会がある。参加費は2千円。問い合わせは浮島ガーデン(電話)098(943)2100。