【東・宜野湾】地域の子どもたちに漫画を楽しんでもらおうと、沖縄県東村宮城の共同売店「宮城売店」にこのほど、宮里恵太さん(45)=宜野湾市出身=が漫画約500冊を寄付した。
代理で友人らが届けた。漫画は売店の棚に並べられ、宮城売店を訪れた子どもたちに貸し出される。
宮里さんは昨年の夏、宜野湾市真栄原で営んでいた漫画喫茶を閉店した。店内にあった漫画などを、知人の紹介で、宮城売店に寄付することを決めた。
宮里さんは「漫画を楽しみながら友情の大切さや周囲への感謝を学ぶきっかけにしてほしい」とスポーツを題材にした漫画を多く選んだ。「少しでも役に立てればうれしい」と語った。
共同売店店主の宮城秀美さん(61)は「どういう漫画が来るのかワクワクしていた。地域の大人たちも子どもたちも活用してくれたらうれしい」と笑顔を見せた。