「辺野古の海を守れ」 市民ら約30人が抗議の座り込み 約100台が資材を搬入


この記事を書いた人 Avatar photo 宮城 久緒
大型車両に向けてプラカードを掲げて抗議する市民=20日午前9時45分、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設工事で20日午前8時半現在、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前には市民ら約30人が座り込み、新基地建設に抗議した。

 午前9時ごろ、大型工事車両100台以上が米軍キャンプ・シュワブ内に砕石や資材などを30分かけて運び入れた。

 市民らは「辺野古の海を守れ」「工事を止めろ」などと声を上げて抵抗した。

 現場を見に東京から訪れた大学院生は「沖縄の過去や現在、未来について学びに来た。新車に近い工事車両が次々とやって来たのには驚いた。沖縄で何が起きているのか、やはり現場を見ないと分からない」と語った。【琉球新報電子版】