K2護岸工事続く 抗議カヌー、複数回拘束


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辺野古新基地の護岸造成工事現場を囲む浮具(フロート)を越え、海上保安官に拘束される新基地に反対するカヌーの市民(中央)=23日午前10時20分すぎ、名護市辺野古沖

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設で、辺野古崎南側のK2護岸では23日午前、クレーンで砕石を投下し、護岸を延ばす作業が続いた。新基地に反対する市民がカヌー7艇で抗議し、浮具(フロート)を乗り越えて工事現場に近づいたとして、海上保安官に一時拘束された。

 カヌー隊の7人は午前8時半すぎに拘束された後、間もなく解放された。午前9時半ごろ、再び工事現場に近づいた複数の人が再度拘束された。カヌー隊は「工事を止めて」などと声を上げた。【琉球新報電子版】