【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う沖縄県名護市辺野古の新基地建設工事で27日、沖縄防衛局は辺野古崎南側で進めている「K2護岸」や「K4護岸」の建設工事を進めた。
米軍キャンプ・シュワブのゲート前では早朝から座り込む市民約20人を県警機動隊が排除し、大型ダンプカーが建築資材を搬入した。
大浦湾海上では、市民がカヌーや船で「違法工事やめろ」などと抗議の声を上げる中、「K2護岸」では護岸を保護するための被覆ブロックを大型クレーンで設置し、「K4護岸」では砕石を次々と海中に投下した。【琉球新報電子版】