【宜野湾】昨年12月に米軍ヘリから窓が落下した沖縄県の普天間第二小の上空飛行を避けるよう呼び掛ける航空情報(ノータム)が26日、発表された。有効な期間は5月26日まで。
普天間第二小についての航空情報は落下事故以降、初めて確認された。
ノータムは空域の利用に関する注意点などを短期的に知らせるために米連邦航空局が出す。今回のノータムに、一時的に飛行する乗組員に対し「地元の管制より先に米軍普天間飛行場の管制に連絡すること」という内容の文言もあった。
日本政府と米軍は同校上空の飛行を「最大限可能な限り回避する」としているが、飛行禁止は約束していない。今年に入って少なくとも2回、米軍機による同校上空の通過を沖縄防衛局が確認している。