キク1800ケース、臨時便で羽田へ JAおきなわとJAL


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キクの県外輸送をアピールするJAおきなわの高江洲修次長(左から2人目)と日本航空の永山重人部長(右)ら=3月12日午後9時、那覇空港貨物ターミナルビル

 彼岸用の沖縄県産キク類出荷がピークを迎え「おきなわの花」ブランドを展開するJAおきなわは12日夜、日本航空(JAL)の貨物臨時便にキク類約1800ケースを積み込んだ。13日未明に羽田空港へ輸送する。

 JAは3月の彼岸向け(1~20日)キク類で、前年比7%増の10万5千ケースの出荷を計画している。本数は約2400万本、取扱金額は約10億円。昨年10月末の台風や1月の冷え込みの影響も懸念されたが、順調に生育し、計画通りの出荷を見込んでいる。

 JAの上江洌進常務は「3月は小ギク生産の95%を沖縄産が占める。責任産地として発信したい」と語った。