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「移民先で沖縄文化継承」 世界のギノザンチュと交流 安富、ラニアさん研修報告

2017年度世界のギノザンチュ交流事業研修報告会で、報告するラニア・新里・日向子さん(左)と安富響さん=15日、宜野座村中央公民館

 【宜野座】「2017年度世界のギノザンチュ交流事業研修報告会」(沖縄県宜野座村主催)が15日、宜野座村中央公民館で開かれ、関係者約80人が集まった。研修生として南米や米国・ハワイを回った安富響さん(27)やラニア・新里・日向子さん(22)が報告した。

 2006年度から始まった交流事業は今回で12回目。村出身の移民が渡ったアルゼンチンやペルー、ブラジル、ハワイを研修生が回り、現地の村出身者移民やその2、3世との交流を通して「ギノザンチュ」としてのアイデンティティーを確立することが目的だ。

 研修は1月4日から約1カ月間。安富さんは「移民先でも三線やしまくとぅばなど、沖縄の文化が継承されていることに驚いた」と話した。ラニアさんは「知らない土地で自分たちの居場所をつくり上げた移民の方々のすごさが分かった」と話した。

 當眞淳村長は「各国を回った2人には感じたことや分かったことを伝えていくという大きな役割がある。この経験をそれぞれの人生に生かしてほしい」と話した。